仕事に飽きた時のたった一つの思考法

仕事に飽きた時のたった一つの思考法

 

どうもこんにちわ、INAZOOです。

 

 

社畜時代
はぁ・・・

なんか、仕事つまらん。

 

 

社畜のいなだが随分重めな溜息をしていますが、こんな光景、朝の山手線に乗れば毎日拝むことができますよね。もっと言うと、会社のデスクから見る周りの光景、飲み会での同僚や上司の表情、見渡せば至る所に誰かしらのこんな表情に遭遇できます。

 

 

『仕事に飽きた』

 

 

いつの時代も、どんなビジネスマンでも大なり小なり陥る現象です。常にモチベーションを高く、毎日をエネルギッシュに生きて、会社に行くのが最高に楽しみーっ!!と思って生きられば何も言うことはありませんが、得てして何かしらの不安や不満を抱えながら日々を過ごしているというのが、世の働き人の常です。

 

では、仕事のモチベーションとは何か。私は仕事のモチベーションを次の3つに分類して考えています。

 

 

① 待遇面(主に給与)

② やりがい

③ プライベート

 

 

これらそれぞれの充足具合、バランス、自分の重視したいポイントとの兼ね合いで日々のモチベーションは変動するものです。あるいは、これらの内の何かが著しく不足していている場合に、不満が爆発するものです。

 

では早速、『仕事に飽きた』という現象を紐解き、その時の対処法について論じていきます。

 

Advertisement

『仕事に飽きた』ということ

『仕事に飽きた』という現象は、言い換えるならば、仕事に対するモチベーションが地に落ちた状況だと言えます。したがって、仕事に慣れたとか、いくらやっても成果が出ないとか、その手の不平不満自体は『仕事に飽きた』という直接的な事象ではなく、仕事に飽きた結果に生じる感情であるという理解を前提にしたいと思います。

 

次の図をご覧ください。

 

 

ごくごくシンプルな図ですが、とどのつまり、日々の仕事に関するモチベーションを要素毎に分類すると上記3つに集約されます。

 

そして、この3要素がバランス良く成立することでモチベーションたるエンジンを正常稼働させることができます。あるいは、1つのみが肥大化し他の2つを引っ張っている状況もあります。いずれにせよ、この3つの要素を以ってモチベーション・エンジンが稼働しているということを考えると、自分の今の状況や不足部分を実にシンプルに浮き彫りにしてくれます。

 

尚、この3つの要素の何が大きく、現状だと何が欠如しているのかという点を考える上で、参考までにそれぞれがどういった事象に影響を受け、大きくなったり・小さくなったりするのかを例示していきます。

 

 

ここまで例示すると、より明確になってくるかと思いますが、それぞれの要素に対して挙げられる例示の数(影響要素)が多ければ多い程、具体的な影響要素が見えていることを指しますので、あなたはその大元たる要素を重視する人なのかもしれません。

 

また、これらの3要素が必ずしもそれぞれ独立して成り立つものとは言い切れないのも現実です。よくよく考えてみてください。

 

具体的には、プライベートを重視するだけで『プライベート』要素が大きく満たされるというわけでもなく、家族に良い生活をさせるためには十分な給与が必要であり、自ずと待遇面の領域にも及ぶということです。また、社会的にも意義のある、大きな案件規模をこなしたことで、その成果たるインセンティブも増え、賃金等の待遇も変動してくるといったこともあります。

 

このように、いずれの要素においても必ずしも完全に独立したものだとは言い切れず、互いに密接に絡み合い、相関関係にあるということも事実です。

 

まずは、これらの3要素を軸に、自分にとってどういった影響要素があるのかを洗い出し、『仕事に飽きた』原因を列挙してみてください。ただ漠然と飽きたと認定するのではなく、どういった要素が自分にとっての仕事のモチベーションを左右するのかを、俯瞰して見ることができ、『仕事に飽きた』現象の分析に大いに役立ちます。

 

自分は何型なのかを明確に

『仕事に飽きた』原因やモチベーション構造を洗い出したら、その事実を元に自分はそもそもどういった価値基準を持った人間なのか、というものを明確にしていきます。つまり、この分類と現実を突き合わせて、ギャップがある場合は、多少なりとも無理をしていることになりまうし、本来であれば長く続きそうもないくらいミスマッチなことをしているということも浮き彫りにできます。

 

そういったギャップを把握することで、今現在何がどの程度不足しているがために『仕事に飽きた』状態なのか、これを明らかにしていきたいと思います。要するに、『仕事に飽きた』状態を建設的に捉えて、前に進むための思考法ということです。

 

 

ではここで、自分が重視する3要素の分類をさらに、7つの型に細分化していきます。先に述べた通り大方の場合、仕事のモチベーションが左右される要因が、待遇・やりがい・プライベートの要素の一つのみだというケースは非常に稀です。そのため、3要素がそれぞれに絡み合う場合も含めてもう少し分かり易く整理していくのがこの細分化の主旨です。

 

次の図をご覧ください。

 

 

今回は、7つの型に分類しました。それぞれの型について解説していきます。自分がどの型に属しているのか、それが見えてくるとモチベーションを維持し易い仕事や、日々の生活で心がけて充足させるべきポイントが見えてきますので、より科学的に自分のモチベーションをコントロールし、『仕事に飽きた』状況をうまく泳ぎ切ることができます。

 

①給与重視

給与重視タイプは正に読んで字の如く、3要素の中の「待遇」を最も重視するタイプです。つまり、給料が高ければ高い程モチベーションが維持され、高まるタイプです。

 

 

社畜時代
基本、皆このタイプでは・・・?

 

 

無論、人が働く理由は生きていくためという大前提がありますが、今の時代それだけでは充足した暮らしを送れるとは限りません。むしろ、遊ぶように働き、働くように遊ぶ、そんな生活スタイルが注目されつつあり、これまでの生活をしていくためといったモチベーションが薄れてきているのも事実です。

 

その証拠に、フリーランスやフリーター、ブロガーが企業に属さずに生計を立てていたり、会社員よりも稼いでいるようなこともよくある話です。

 

話を戻すと、何を差し置いても給料、対価としての報酬こそが生きる源泉、もらえていればいる程にモチベーションが維持されるタイプは実は少数派であったりもします。つまり、このタイプ(給与重視)に傾倒すればするほどに後の歪みが生まれるのも事実です。

 

具体的には、家族を失ったり(離婚等)、身体を壊してしまうといった別の要素に大きな支障をきたすことが多分にあります。要約すると給与重視タイプは短距離走の如く、一時的なモチベーション維持には寄与しますが、たまにガソリン切れを起こし得る特徴があります。

 

②社会貢献・
イノベーティブ

このタイプは何を差し置いても「やりがい」を重視するタイプです。つまりお金はもらえなくても気にならない、いわゆる研究者タイプと言い換えることもできます。

 

そしてこのタイプの人は、結果的に富を得やすい傾向にあります。つまり、お金は二の次で、新しいことや社会に変革をもたらしたい、新しい価値や住みよい暮らしを実現したい、といったより大きな、自分の富よりもスケール感の大きなものを重要視しています。

 

想像するに難くない話ですが、こういったタイプの人は、なりふり構わず自分の成し遂げたい命題に向けて邁進するので、気づいた時には一定の評価を得ていて、結果的に富が付いてくるというパターンです。こう考えると、このタイプはモチベーション維持において一つの理想形とも言える状態であり、働く人にとっての「ゾーン」と言えます。

 

要するに、最終的にはこの②社会貢献・イノベーティブゾーンに入ることができれば、モチベーションに悩むことなんてないのかもしれません。しかし、このタイプも先の①と同様に、プライベートは二の次ですので、改めてふと気づいた時にはプライベートや家族を失っているケースもあります。

 

③家族ファースト

何を差し置いても家族。家族が一番大事だという表現は、このタイプに限定せずいずれにおいても言える価値観かもしれません。つまり、家族を養うために給与を重視する、家族に誇るため、あるいは、未来の子供たちに豊かな生活を残したいから社会貢献、といった具合に根本的な部分に家族を重視する面がある人がこのタイプです。

 

もう少し分かり易く言えば、転勤や出向に際してその判断基準があくまで会社での立場や人からの見え方ではなく、あくまで家族にとってメリットなのかデメリットなのかを基準に判断することが、家族ファーストのタイプと言えます。

 

家族のためであれば、今の仕事を辞めるし、育休の取れない会社など辞めるべき、と考えることも家族ファーストの典型例と言えるでしょう。しかし、どのタイプにも歪は付き物で、家族ファーストを決め込み過ぎると、自身のキャリアも頭打ちになることも多分にあります。例えば、上席との飲み会に出ない、転勤は断る等々、家族ファースト典型の言動をとっていると組織でも評価が頭打ちになるという意味です。

 

 

スクールオブ俺
なんか、典型的な切ない末路だな。

 

 

いなだナウ
そうか?

俺はかっこいいと思うがな。

 

 

というのも、“今までは”そういった歪があったかもしれませんね。

 

しかし、自分で書いていても気持ち悪くなるくらい、この発想は前時代的なものになりつつあります。つまり、自由に働くことが制度としても技術的にも可能になってきている現在、家族を優先した結果に仕事に支障をきたす、あるいは評価を落とすということ自体が考えにくくなってきていると思われます。

 

むしろ、家族ファーストが疎まれるような会社は早々に辞めた方がいいですし、そんな縛りや諦めを助長しているような企業に未来はありません。

 

このようなことから、今一番他のタイプから転向する人が多いのが、この「家族ファースト」だと言えます。つまり、家族との時間を重視する軸を持ちつつ、給与面もやりがい面も重視しているというタイプです。この最たるものが後述します「⑦完璧主義」に該当する人たちです。

 

一点、補足ですが、家族ファーストに軸を置いている時点では、それはあくまでこのタイプ「家族ファースト型」だということです。後述する「⑦完璧主義」に該当する場合は、軸を3つ持っていることを指しており、この家族ファーストタイプとは一線を画すものになります。

 

④リア充

これはまさにミレニアル世代に多い傾向があります。つまり、給与は追い求める一方で、残業や休日出勤は確実に避け、充実したプライベートを謳歌するタイプになります。

 

一見すると、③家族ファーストと同様では?と思われますが、これは家族やプライベートにも軸を置いていますが、給与や生活(衣食住)、装飾品等のマテリアルな部分にも太い軸を置き、それらが価値基準の主たるものになっているタイプを特に④リア充と呼びます。

 

つまり、軸を二つ持っているタイプ。このタイプの人は一見職場ではサバサバしているように見えますが、そつなく仕事はこなす、但しあくまで仕事は仕事、プライベートはプライベート、といった線引きの上手な人です。

 

さらに、給与に軸を置くのも、自分のマテリアルな部分を充足するという大義名分、これだけ給料をもらっているけど余暇もエンジョイしているといった周りからの見え方や自己実現に余念のなく、そういった部分に固執しているタイプだと言えます。

 

しかし、このタイプの人も長期的なスパンで見ると、やはり家族なのか給与なのかいずれかのタイプに流れていく傾向があります。つまり、独身特化型タイプとでも言えましょうか、価値基準たるマテリアルな部分が変われば、その軸も変わってしまうということです。

 

また、結婚して子供ができた後にも、このタイプに属し易いのも事実です。しかし、家族や子供がいる上でリア充タイプに居る場合は、いくらかの迷いやこの先に対する不安や、これで良いのだろうか?といった疑問もありがちです。

 

⑤起業家

このタイプは、『やりがい』に軸を置いていますが、野望とも言える給与重視の経済的な指標を持った人達のことを指します。つまり、先の②社会貢献・イノベーティブ型と異なるのが、給与 ≒ 待遇 ≒ 地位を気にする人だということです。

 

研究者タイプと言い換えた②タイプとの大きな違いは、正に野望を持っているという点です。もっと分かり易く言うと、日本一の企業になる、世界一・宇宙一の企業になるといった、順位付けを掲げているベンチャー企業の代表、起業家に多いタイプだと言えます。

 

②タイプであれば、どのようにして社会を良くするのか、どういった世の中にしたいのかを掲げますが、この⑤起業家タイプは、給与面などの待遇にも軸を置いているので、そういった視点が欠如しています。そのために○○で一番といったスローガンを掲げてしまうわけです。

 

私が考えるモチベーション分析において、最も矛盾を孕んでいて、悩ましいタイプがこのタイプだと言えます。つまり、社会への命題や目的がない、ただの起業家のモチベーションの源泉は、自由さであったり、自分で事業を興したいとかであったり、いつも自分本位になりがちです。言い換えると、給与重視タイプにも関わらず、その枠を超えて野望を持ち始めたケースが最たる例で、やりがいって何だっけ?というスパイラルに陥りがちなのです。

 

この矛盾のスパイラルが頻発したために、起業バブルもそこそこに、フリーランスや副業、といった道のニーズが高まったことが容易に予想が付きます。

 

シンプルに、やりがいという領域に軸を置く場合は、真にその社会貢献やイノベーティブな領域に傾倒できない限り、何かしらの矛盾をはらんだ働き方になってしまうということです。野望と社会貢献・イノベーティブは近いようで相反する概念ということです。

 

⑥ワーク・アズ・ライフ

このタイプはいわゆる新興系の起業家に多いものです。つまり、働くこととプライベートに境がなく、見方によってはしょっちゅう仕事をしているようにも見えるし、いつも遊んでいるようにも見えるという状態。

 

このタイプに関しても昨今では転向者が多いのが実情です。具体的には、①給与重視、②社会貢献・イノベーティブのタイプ者が、プライベートにも軸を持ち始めたという状況です。

 

それは決して家族ファーストへの回帰ではなく、あくまで、従来介在していた物理的な仕事とプライベートの境が消えつつあり、必然的に二つの軸を持ってきているという状況です。

 

⑦完璧主義

先ほど軽く触れましたが、このタイプが正に全てを追っているタイプです。家族を重視するために、給与を維持するために、やりがいを感じるために、といったいずれかの「○○のために何かに軸を置く」のではなく、全てを求める状況です。

 

いわゆる理想系であり、このタイプに自分がいると認識できる人はきっと、モチベーション面では充足していて、今現在何かに向けて走っている人だといえるのではないでしょうか?

 

しかし、このタイプを選択できるということは、必ずあなたの意思や思いを尊重してくれるベストパートナーや、一緒に走ってくれる仲間がいることが必須条件になるでしょう。チームの状況や個人の気持ち次第で、いとも簡単に先の①~⑥のタイプに転向してしまうというのもこの⑦完璧主義の完璧たる所以であり、難しいポイントになります。

 

ボトルネックは何か

さて、自分のモチベーション・タイプを7つに分類しましたが、ここでようやく、今の『仕事に飽きた』状況がどういったギャップから生じているのか、どの要素がどのくらい足りていないからなのかという点にアプローチすることができます。

 

先の7タイプの内、今の自分はどれに属しているのかを意識し、次のように纏めてみましょう。

 

 

例えば、自分がリア充タイプ(待遇 + プライベート重視)に属する場合、構成する要素の中の個別要素を洗い出します。上の図では、待遇とプライベートでそれぞれの個別要素を列挙しているイメージです。

 

例えば、各要素を10ポイント上限などに設定して、個別要素に点数を配分していっても分かり易いかもしれません。いずれにせよ、どういった個別要素が頭に浮かび、何を満たすことで待遇なりプライベート面での充足が得られるのか、これを可視化することが重要です。

 

ここで大切なのが、①~⑦のどのタイプなのかという点、つまり、自分の理想やどうありたいのかという点を意識することです。客観的に今の自分と、こうありたいというタイプ(理想)を並べて考えることで、よりギャップたる不足分の輪郭を際立たせてくれます。

 

このように、自分のタイプの中でどういった個別要素があるのかを明らかにし、その比重を明確にすることで、より自分自身の『仕事に飽きた』状況を客観的に分析できます。

 

Advertisement

現職でできること、
改善すべき点を考える

ここまで自分の『仕事に飽きた』状況を分析できれば、自ずと改善点や向かうべき道は見えてくるものですが、最後にもう少しかみ砕いておきます。

 

それは、先の例でいえば、給与や福利厚生といった待遇軸と、子供や住宅、家族旅行等のプライベート軸の不足部分を更に因数分解していくという作業です。

 

例えば、給与であれば、今の職場でどう上げていけるのか? また、会社員としては難しければ副業は可能か? 果たして現職は兼業規定はあるのか?

 

一方、子供にとっての幸せとは何か? 家に早く帰ってくることか、あるいは家に居なくとも欲しいものややりたいことを何不自由なくさせてあげることか、等々。

 

それぞれの個別要素をかみ砕いていき、What? /  How?を繰り返して細かく分解していきます。そうすると、次に自分が打つべき手法や何をすべきかが自ずと見えてくるものです。

 

このようにモチベーションを分類し、不足箇所を分析し、その対策を細かくかみ砕くといった作業を通して、自分の『仕事に飽きた』状況を冷静に把握することができ、変に感情を揺さぶられたり、腐ったりすることも極力抑えられると思います。冷静にかつ具体的に『仕事に飽きた』状況を把握できれば、あとはその不足分やギャップを埋めるための行動(転職なのか、実績を残すのか、起業するのか等)を淡々と行うのみ、というわけです。

 

人は皆、原因が分からず暗中模索だからイライラしたり、不安になるのです。この記事が、皆さんの『仕事に飽きた』感情を建設的に乗り切る一助になれば幸いです。

 

それでは、また。