信長の野望をやりまくった。
- 2019.04.09
- ゲーム

どうもこんにちわ、INAZOOです。
みなさん。勝鬨、上げてますか?
僕が希代のメモラーであることは既に記事化している通りです。

実は私、ノブラー(信長の野望をやる人?)でもあります。しかも、かなり限定的ですが、信長の野望『烈風伝』の熱烈なファンです。そしてこの度(2019年2月28日)にスマホでプレイできるようになりました。
この衝撃の事実に1カ月遅れくらいで気づき、嫁に内緒で2,800円もするアプリをダウンロードし、スマホの画面を介して再びこの乱世に身を投じました。いざ、天下統一!!
で、見事に再熱してしまいこの度こんな記事を執筆している次第です。無論ハマり倒し、仕事中、帰りのバスの中、飯時、子供を寝かしつけた後、とにかく戦と内政を繰り返し、ひたすらに天下統一を目指した1カ月でした。
信長の野望「烈風伝」とは

信長の野望「烈風伝」(以下、烈風伝)は、1999年にコーエー(現・コーエーテクモゲームス)から発売された歴史シミュレーションゲームであり、多数存在する「信長の野望シリーズ」の第8作目にあたります。
その後、2006年にニンテンドーDS用ソフトとして移植され、かくいう私が初見プレーをしたのがこのDS版でした。ちなみに私の信長の野望デビューは「覇王伝」でした。当時はプレステでやってましたね。今でこそ戦の画面だとはっきりと人だと分かるグラフィックですが、覇王伝にいたっては凸でしたからね。凸。いや、誤字じゃないですよ、凸でした。
てめー!?
メルカリでPS1買って、やってみ。
話を「烈風伝」に戻します。

DS版の烈風伝に出会った当時、大学生だった私ですが、帰省した際に兄貴のDSにこのソフトが入っていて、途端にどハマりし、寝食を忘れて陣取りに邁進、目をつぶるとマップや合戦の情景が浮かぶくらいやり込んでいました。
次にこの烈風伝の魅力を解説します。
そこまで複雑じゃないシステム
掻い摘んで話すと、信長の野望の魅力は、陣取りです。
そのため昔からの信長の野望ファンとしては、内政システムや戦システム、グラフィックが進化し過ぎた現状を憂いてる人もいるのではないでしょうか。私もその内の一人です。というよりなんかメンタルの参入障壁が上がり切ってしまいました。
なんせ、凸世代ですので。私が特に憂いているのが、戦や箱庭システムの高グラフィックかつ複雑化ですね。これは私のようなサクッと遊びたい層からするとなかなかの障壁です。信長の野望の魅力は「陣取り」なのですから、分かり易くかつシンプルに陣取りに邁進できるシステムこそ没入しやすいものなのではないでしょうか。
とはいえ、信長の野望の楽しみ方ひとつをとってみてもこれは千差万別です。例えば、内政で国力をゴリゴリに高めるのが好きな人もいるでしょうし、ひたすら戦に勤しむ人もいるでしょう。かくいういなだは、後者派です。
兵糧や金銭をコツコツ貯めて、特産品を・・・とかやってる暇があるなら、既に潤沢な金品を保有した、あるいは農地や街、鉄砲鍛冶等が充実した城下を攻め落として、問答無用でブン取る。いわば国強奪方式。これがいなだが推奨する信長の野望の楽しみ方です。
そのため、内政はスルー&スルーでやるとしても城の改修程度、あとはひたすらに負傷した兵士たちが回復次第に戦を吹っ掛けまくるスタイルです。城の改修についても、籠城戦で鉄砲や弓で敵を一網打尽にするための作戦です。籠城戦での高見の砲弾攻撃はかなり痛快です。
少し話が飛躍しましたが、烈風伝はこのような必要最低限の内政をある意味スルーしても容易に国盗りに参加できるシステムとなっています。つまり、複雑すぎず、そこまで多方面に気を張らなくても良いというメリットがあります。
がっつり思考して、本腰入れてプレイしないといけないシステムだと、働く合間や子育て(ママで信長の野望が好きって人います?w)の合間に天下統一をすることが難しい上に、サクっと戦国時代を生き抜けないわけです。
いなだはサクっと、でも淡泊になり過ぎない程度の戦略性を担保した烈風伝のシステムが一番好きですし、忙しい人にはお勧めです。
隙間時間でもできるシステム
先述しました通り、烈風伝は隙間時間でもできるくらい絶妙なシンプルさと戦略性を兼ね揃えています。
内政に至っては7つくらいのコマンドしかありません(実質メインで使うのはその内3~4つ程度)。また、戦の時でも1時間とか2時間もかかることは先ずもってありません。支城での戦い等、防御度が低い城を落とす際などは特にサクっと終わります。
まずは、内政についてですが、とてもシンプルな構成となっています。次の画面をご覧ください。

出城コマンドで、他城に攻め入る際の軍団を組織したり、城下町の農地や町、特産等の開発指示、城や道路の建築が可能です。先述したいなだのスタイルであれば、専ら軍団を組織して攻め入るコマンドばかりでした。内政はスルーです。
また、情報コマンドでは、敵国の大名や城(どういった武将がいて、どの程度の兵士がいるのか等)の情報が把握可能です。このコマンドはかなり多様します。無論、敵を知るコマンドなため、ひたすら国をブン取るスタイルであろうと、コツコツ内政して地道に領土を広げるスタイルであろうと、いずれにおいても必要になってくるのが情報です。
次に調略コマンドです。これは信長の野望の醍醐味の一つでしょう。敵国の武将と秘密裏に交渉を続け、合戦時に寝返りを実行させたり、謀叛を裏で手引きする、将又、邪魔な武将を暗殺する・・・等々まさに戦略的に相手国を陥れる作戦です。私は内応コマンドを活用し、希代の策士である木下藤吉郎を仲間にしました。
ちなみに、信長の野望は合戦の勝利時に、敵国の武将を捕虜としてその処遇で仲間に入れることができます。しかし、強い武将や有能な政治力をもった武将に限って肝が据わっていますので、なかなか仲間になってくれません。そんな時に役立つのが調略コマンドにある、内応や流言、変心等になります。要は、自国の武将採用の戦略にも使えるわけです。
その他、外交コマンドでは他国と同盟を結んだり、脅しをかけたり、将又同盟だった国に手切りを申し込んだり等ができます。
何だかった言って複雑じゃね?ww
見方によっては複雑に見えますが、このレベルのコマンドであれば片手間でもできるくらい意外にシンプルです。むしろ、最低限の信長の野望の面白さを担保するために必要であろう各種戦略コマンドだと言えます。
あの武将も出てくる
舞台は勿論戦国時代です。それは「信長の」と言っているくらいですので、当然の設定です。しかし、烈風伝にはまさかのあの時代の名だたる武将が登場します。
ちょっと笑えますが、これはこれで面白い設定です。「プロ野球チームをつくろう」でもOBの名選手が出てきたりしますよね。もはやそれの戦国時代バージョンの話ですよね。浪人としてこれらの武将が出てくるとフツーにテンションが上がります。

こちらの画像を見ていただいても想像が膨らむかもしれませんが、義経を大名にして、まさかの頼朝を家臣にする、あるいは頼朝に謀叛させて、万全を期して征伐に行くなど・・・史実を無視して史実のリベンジをすることもできます。まさに信長の野望。

プレイ中に「こいつ誰?」ってなったティーン世代。教科書をもう一度読み直すんだ。頻出事項だぞ。と言ってもいいくらい歴史上の人物が出てきます。説明の箇所を読むと少し歴史の勉強になりますよね。かくいう私も高校時代に「覇王伝」で各種武将名と地名等も覚えました。
もはや日本の武将じゃない
百歩譲って、古武将は許しましょう。
だって、ある種歴史好きにはたまらんシチュエーションですからね。だって、誰しも夢に見たはずですよ、信長と義経が同じ時代を生きていたら・・・と。そんな史実をガン無視した時代を仮想的に生きられるのは魅力です。
しかし、待ってくれ。戦国時代というくらいだから、せめて日本だろう・・・。
否、烈風伝はそんな常識すらぶち壊します。
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英雄中の英雄。ステータスもかなりバグってますね。しかしそこは紀元前。文明の発達した信長の野望本来の時代背景において言えば、ただの足軽。
騎馬や鉄砲などの適正がないため、まぁまぁな使い勝手です。お気づきかもしれませんが、カエサルの上には、まさかのジャンヌダルクもいますね。やりすぎだぜコーエー・・・。
オリジナル武将も作れる
まさかの古武将の紹介でしたが、烈風伝はさらにまさかの、オリジナル武将を登場させることができます。もはや史実なんざ完璧無視です。だって架空の人物ですからね。
これは、「俺がこの戦乱の世を止めてやるのに・・・」と息巻いていたイキりキッズへの嫌味なのか、「じゃあお前出てみ?」的な機能でです。
試しに自分で作ってみました。

結構細かいパラメータまでイジれるのはムネアツです。私はこの時空を捻じ曲げる起爆剤たるオリジナルキャラを投入したことはありませんが、何周かした後に、オリジナルキャラで天下統一を目指すのも一つの楽しみ方でしょうね。
とにかく、歴史シミュレーションですが何でもあり、って感じですね。というより、誰もが「もしも、こうだったら」という仮想歴史を体験できる、それが信長の野望であり、特にこの「烈風伝」は異色ですね。
歴史の歪みも醍醐味
このように、シンプルかつ戦略的な機能であり、多彩なまさかの要素により、隙間時間をほとんど信長の野望に費やすという3月を送りましたが、私の集大成をご覧ください。
ちなみに、いなだが信長の野望をやる際は昔から決まっています。それが、伊達家でスタートすることです。
今回も漏れなく伊達家でスタートし、最初の当主が伊達稙宗であり、その後は順当に晴宗と続きました。しかし、史実では次の当主は「輝宗」になるのですが、そこは信長の野望・・・。
まさかの晴宗が家督を継いだ瞬間に、輝宗が独立しやがります・・・。
つまり、親父が家督を継いだら不満やいうて、伊達家から出て行ってしまうという。まさかの事態ですね。
こんなもの歴史にはありません。しかし、問題はそこにはありません。
ここにおける問題は、輝宗ではなく、後に続く伊達家で最も有名な武将、伊達政宗の登場を逃すフラグです。信長の野望は元服した武将が次々とその父のいる城下で仲間入りしていきます。つまり、父たる輝宗が他家に行ってしまったので、我が伊達家において、政宗が元服しても現れないということです。
ショックすぎてリセットしようかと思いましたが、それは歴史。
そんなイレギュラーも歴史だ。きっと膨大なイレギュラーを重ねて私も今ここに生を授かっているわけだ。そんなイレギュラーをリセットしようものなら、それは正に愚の骨頂。髪の仕業であろう。そんなこんなでその事実を受け止めプレイを続けました。
神々の戯びなんだな。
そして結果的に我が伊達家の家督を継いだのが、晴宗の兄弟である実元の子、成実(しげざね)でした。この男も結構ステータスが良いのですが、まぁ政宗程ではないといったところです。ちなみに、成実は歴史上では政宗の右腕のような存在になる人間です。
こちらが天下人になった伊達成実です。↓

結局、他の伊達の人間に家督を継いだ瞬間に裏切られ、上の写真のように最後は伊達が伊達を潰すことで天下統一が達成されました。
尚、輝宗の流出に伴い、他家に流れた伊達政宗は六角家にいました。しかし、後に六角家をぶっ潰し無事家臣にしてゴールインとなりました。六角家を潰している最中に、政宗を見つけた時は感動しましたね。「やっと会えたね」的な気持ちでした。
そのため、まさかの成実が当主で政宗が足軽という身分関係が最終系です。

もう政宗に言いたいことは、親父を憎めということですね。アホな輝宗の奇行がなければ、当然のように家督を継いでいたであろう政宗。無念。
また、この画像で注目いただきたいのが、その他の武将ですね。呂布(中国後漢末期の武将)という最強の武将、真田幸村と前田慶次・・・もう猛者ばっかりです。最後は彼ら合わせて16,000人くらいの軍隊で、裏切り伊達家を攻め落としましった。もはやフルボッコでしたね。
この歴史の歪み、まさに信長の野望ですね。こういうことができるからハマってしまいます。皆さんもぜひ、プレーしてみてください。かなりストレス発散になります。
それでは、また。
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