給料が安いと言う前に考えるべき5つのこと

給料が安いと言う前に考えるべき5つのこと

どうもこんにちわ、INAZOOです。

 

会社を辞めたいと思う理由、あるいは部署内の飲み会の肴名物・・・それは「給料安い」。

 

この話をしている時って、誰も彼もネガティブですよね。だいたいの場合が現状への不満や愚痴と共に繰り出されるものです。

 

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転職理由の大本命、「給与の安さ」

給与面での不満というのは、ネガティブな話にはつきものですが、実際に転職サービスのdodaさんが出した統計ですと、次のような結果も出ています。

転職理由ランキング(総合)【1位~10位】
出典元:転職理由ランキング2018 by doda

 

見事に転職理由の第3位に給料への不満がありました。しかも、2018年のデータとはいえ、前年比で1ポイント以上の上昇があった唯一の項目ということで、現職への不満の中で最もホットなものといえるでしょう。

 

転職理由ランキング2018
出典元:転職理由ランキング2018 by doda

 

こちらもdodaさんのデータですが、会社の将来性といった要素と給与への不満が分岐しそうな勢いですね。2012年から緩やかに上昇しているのも分かります。企業に対して安定性を求めていることは依然として高いとはいえ、そんなことも言っていられない時代・・・いずれにせよ本質的には待遇(給料)の良さを求めているということなんでしょうか?

 

ちなみに先日、私の会社の後輩(新卒2年目)の女の子が、自分の彼氏であるラッパー(結構有名な人)と比して、自分の給料が安いことひどく憂いていました。

 

 

これについて、私の後輩は未だ認識が甘いというか、物事を断片的にしか見えていないというか・・・そもそもの給料や労働市場における価値というものを理解できていないのかなぁ、と感じました。

 

市場価値を見極めよ

市場価値を見極めよ
あなたの市場価値は?

自分の市場価値を把握・判断するのに一番分かり易く、最短ルートなものが転職活動です。

 

我々をスーパーで売り買いされている商品として捉えてみます。スーパーの中には飲料水、お菓子、高級国産牛など様々な商品があります。会社をスーパーに見立てて考えると、あなたはいったいどの商品にあたるでしょうか。

 

あなたはスーパーの中で、生鮮コーナーに並べられている茨城県産のピーマンであるにもかかわらず、自分は高級ワインのコーナーに置くべきだ!フランス産の高級ワインと同じ値段で売られるべきだ!とゴネても誰も聴く耳ももちません。

 

自分の市場価値をスーパーの商品で考える
こんなに雑多に並べられているピーマン・・・

 

無論、スーパーに訪れたお客も、ワインコーナーにある一つ1万円以上するピーマンを買うことはないでしょう。

 

極端な例ですが、これが市場価値です。つまり、スーパーに訪れるお客に選ばれる価値、提供できる値段のことです。

 

ちなみに、これはスーパーという市場価値を比較するのに非常に分かり易い例の話です。というもの、スーパーの商品であれば、値札があります。この値札でその野菜や商品の価値は分かります。そして、その値段をお客が理解し納得した上で売り買いがなされます。

 

これを労働市場に置き換えてみると、さすがに求職者に値札を付けるわけにはいきません。

 

しかし、自分が労働あるいは転職市場でどの程度の価値で取り扱われべきかという疑問点については、ある方法によってクリアにすることができます。その方法が転職活動です。

 

転職サービス等に登録し、企業からオファーを受けて年収提示を受けることで自分の値札の価格がわかります。

 

ということで、冒頭の私の後輩が言っていた、自分の安い給与を憂うのであれば、まずは求人サービスの求人を見て、自分が求める年収レンジの求人に応募してみる、その結果を踏まえてから考えるべきだと言えます。

 

つまり、先のピーマンのような価値しかない後輩が、高級ワインレベルの値段で売り買いをされたいと思っていること、その事実に気づかないといけません。そして、たとえ異なる市場だとしても彼氏のラッパーが高級ワインとして売り買いされる本質的な理由を理解しないといけません。

 

そして、その現実を受け止めた上で、ピーマンたる自分は、どのようにしたらより高値で取引がされうるのかということについて考えないといけません。

 

世の中に与えている価値は?

次に、ピーマンの価格を高級ワインと同等の価格に持ち上げるためにどうすべきかという点について触れます。

 

これはシンプルに、世の中に提供できる価値がその価格に比例するということです。

 

とてもシンプルな話ですが、ピーマンであれワインであれ元々は原価こそあれど、それ自体に価値などありません。つまり、ワインが水道水と同じようにどんな人でも手にすることができるようなものであれば、それ自体に何か経済的な価値が生じるものではありません。

 

これはピーマンも同様です。分かり易く言えば、毎朝庭にピーマンがなるのであれば、お金を払う価値などありません。

 

つまり、いずれにおいても、市場たる世の中に提供できる価値によって価格が変動しているということです。提供できる価値が大きいと何のなのか?

 

簡単なことですが、提供できる価値が大きければそれだけ市場から必要とされます。そのため、それだけ求める人が多いと、それは取り合いになり、個数が足りなくなり、高値が付けられるというのが至極当然の流れだということです。

 

また、こと労働市場に置き換えて考えるてみると、価値を計る上で、時間という概念が非常に重要になってきます。

 

というのも、わが国だけでなく世界的にも人々が受け取る給料というのは、労働時間によって最低限のラインが担保されているという性質があります。これは、不当に労働者を拘束することを防ぐためにも、一定の給料のボーダーを労働時間によって線引きをしているという意味合いです。

 

要するに、同じ時間で同じ給料を払わないといけないのであれば、その時間においてより多くの価値を提供できること、それが労働市場における価格そのものだと言えます。

 

勿論、これは会社員としてだけではなく、芸能の世界においても同じでしょう。

 

いや、むしろより如実にその創造的生産性を求められていることでしょう。つまり、同じ1時間の労働だとしても、我々がもたらす世の中への価値とアーティストのもたらす価値とでは大きく異なるということです。

 

この辺を売上CD枚数や、ライブの来場者数などから推察してみるといいかもしれませんね。自分の月収と労働時間、関わった業務等から概算によって比較できることは言うまでもありません。その計算によって出てきた価値の違いこそ、市場価値の違いです。

 

憂う前に、数字を見よ。って感じですね。

 

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自分のできることを洗い出そう

自分のできることを洗い出そう
転職市場でこれに気づくことは重要よ。

次に、ピーマンがなぜその価格で売れるのか、ワインがなぜその価格で取引をされるのかという具体的な理由を探ります。

 

転職市場に置き換えれば、自分のできること(スキル)をしっかり把握せよということです。

 

いや、それは分かっているものの・・・実際に世の中的には自分がどのくらいできると言えるのか、いやいや、そんなもの分からんよ?と思う方も多いのではないでしょうか。

 

この何ができるのかという点は、転職活動で必須の「職務経歴書」に記載する内容であり、避けては通れないものです。

 

どういったことが自分にはできて、何が足りないのか?という点を知るのに一番手っ取り早いのは、とにかく選考を受けることです。

 

少々力技ですが、実際に入社してみたい、あるいは、もらいたい給料レンジを提示している企業群の選考を受けてみることが大切です。

 

これを私は「特攻エントリー」と呼んでいます。

 

よく聞く話ですと、一度選考を受けて断った企業だと、次はもう受けられない・・・というものがありますが、

 

そんなことはありません。

 

ちなみに、私は新卒の時に受けて落ちた企業に第二新卒として入社しています。勿論、企業によっては過去の受験を考慮する所もあるかもしれませんが、基本的には、その候補者が過去に自社の選考を受けていたかどうかなど大して関係のないものです。

 

むしろ一度落ちても、改めてスキルアップをして再度受けに来るという行為は、それだけ自社に入社したいという志望度合の強さを裏付ける最たる例にもなり、プラスの効果はあってもマイナスの効果などありません。

 

話を戻しますと、まずは受けてみること、そして落ちるなら落ちる。これが自分のできることとできないこと、足りない部分を洗い出すのに最も効率が良いです。

 

仮に面接に進むことができれば、実際に選考企業の担当者や役員に、求めている要件や実際のスキルレベルや品質について、根掘り葉掘り聞いてみることをお勧めします。

 

つまり、「何故その企業に入れないのか」という点が、選考から落ちることである程度見えてくるということです。

 

勿論企業がお祈りをする際に、選考理由を言ってくれない場合の方がほとんどですが、実際に面接官と話をして、聞かれた経験やスキルについて、自分の回答が相手に刺さっていなかったりする場面は多分にあると思います。

 

そういった面接担当者に刺さらなかった点は、今の自分に足りない部分とも言えますし、市場価値を上げるために必要なスキルだということです。

 

また、書類で落ちるようであれば、求人概要に記載されているスキルと自分のスキルを見比べてみてください。明らかに足りない部分やここがネックになったのでは?と思うような部分があるはずです。そこが市場価値を上げるポイントです。

 

むしろ、何で?と思うようであれば、エージェントを通して聞いてみるのも一つです。何なら、この辺の確認ができるのもエージェントを利用する最大のメリットともいえるでしょう。

 

金の問題なら副業せよ

金の問題なら副業しろ
足りないスキルは実践で補うのが一番

給料が安いという一点において、転職を考えたり不満に思う場合には、まず自分の市場価値を把握すべきだと論じてきました。

 

勿論、市場価値を把握するために転職活動をして、良い出会いがあった場合は転職するのもひとつでしょう。むしろ、私はそっちの選択肢の推進派です。

 

職場を変えることで得られる成長機会というのは計り知れません。何年も時間をかけて一つの職場で我慢をしているくらいなら、もっと成長できる場所を転々とした方が圧倒的に成長できますし、人生のコスパが良いです。

 

就職先を選ぶという行為は、時間の投資です。同じ時間軸を生きる私たちは、同じ時間内でより効率的に価値のある人間にならないといけません。

 

そのため、最低でも10年は働かないと実力がつかないなんて、何寝言ってるんだ爺ッ!って感じです。勝手にやってろ、って話ですね。

 

とはいえ、給料以外は今の職場で満足いくというケースは多分にあるでしょう。そういう場合は、副業をお勧めします

 

というのも、職場での給料+αで報酬が得られるという点が大きいのですが、何よりも先述したような足りないスキルを伸ばす上でも副業は非常に魅力的です。

 

例えば、クラウドワークスやランサーズのようなサービスであれば、未経験やスキルの浅い人でも安価な設定であれば専門的な職業を副業として取り組むことができる領域は多数あります。

 

実践程スキルを上げるのに適したものはありませんので、副業なりの形で実際に業務にあたってみること、これが今の時代には非常にマッチした不足スキルを補う方法だといえます。

 

そういう意味ですと、「副業もできないし、給料も安い」という条件に合致した場合は、その会社にいても意味はないかもしれませんね。つまり、成長機会を逃し続けるということになると思います。

 

これを、10年もやり続ければ成長するといったよく分からん老害発想で引き留めようとする爺がいたら、即転職をしましょう。

 

それでは、また。