人生の節目には、浜田省吾。
- 2018.08.20
- 音楽

どうもこんにちわ、結局、まじめなブロガーのINAZOOです~。
突然ですが・・・
あなたの人生において、節目節目を彩る、思い出の音楽はありますか?
きっと誰しもが持っている、思い出の曲。僕も同じく、これまでの節目節目に流れていたり、壁を乗り越えるために背中を押してもらったような曲があります。
この記事でお勧めするのは、ズバリ、
浜省こと、「浜田省吾」さんです。
僕は1987年生まれの今年31歳の人間ですので、世代ではないといえば世代ではないのですが、
浜田省吾さんの楽曲は世代を問わず、魂を震わすモノで、各シチュエーションに応じておススメの曲を紹介していきます。
人生の壁にぶつかったり、大きな失恋をしたり、思ってた人生を歩めていない、等々、
あなたの人生の節目にそっと勇気や希望をくれる、至極の浜田省吾リストをお届けします。
生ける伝説、浜田省吾
1952年、広島県竹原市に生まれ。
1972年広島時代の音楽仲間と共に”AIDO”を結成。
1975年5月1日にアルバム「AIDO」とシングル「二人の夏」でCBS SONYからデビューしたが9月末には脱退
翌1976年4月21日、アルバム「生まれたところを遠く離れて」、シングル「路地裏の少年」でソロデビュー。
ファン等から「浜省」(ハマショー)という愛称で親しまれているが、古くからのファンなどからは、「省吾」とも呼ばれている。デビュー時からサングラスがトレードマーク。メディア露出が極端に少ないものの、地道なライブ活動によって確実にファンを獲得。初期の頃は自分の生き方そのものへの懐疑を投げかけた楽曲が多く存在する。一般的に認知されているバラード楽曲の他にも父親の被爆体験から、日本や戦争を歌った楽曲も数多く存在し、プロテスト色の強いアーティストである。また、「ロック=英語」という既成概念に疑問をもち、日本語による歌詞や歌唱にこだわった。このことは以降のミュージシャンにも大きな影響を与えた。
その音楽性や楽曲の歌詞におけるメッセージ性の強さなどから、多数の有名アーティストの音楽製作にも影響与えたことが有名。尾崎豊や福山雅治、桜井和寿(Mr.Children)、スピッツなど、日本を代表するアーティストからも敬愛されている唯一のアーティストと言える。音楽界のみならず、ダウンタウンなどのお笑い界からも浜田省吾のファンは多く、多種多様な業界に大きな影響を与えていることが伺える。
【代表曲】
・ MONEY
・ J.BOY
・ もうひとつの土曜日
・ 悲しみは雪のように
・ 星の指輪 他多数・・・
それでは、生ける伝説こと浜田省吾さんの名曲を様々な人生のシチュエーションに照らし併せて一部紹介していきます!!
大学受検
<マイホームタウン> | 1982年

就職活動
<Money> | 1984年
誰もが夢を見て、10年後、20年後の自分に希望を持ち、無我夢中にリクルートスーツを着て、エントリーシートを量産する。
なりたい自分を、今まで以上に具体的に思い描くこの時期、どうしても心を鼓舞したい時があります。
そんな時に、パワーをくれる楽曲が、「Money」です。
サクセスストーリーの表現が時代を感じるものではありますが、そのイメージは時代を経てもハングリーで欲望に満ち溢れた印象を与え、曲から伝わるエネルギーはいくら時代が進んでも色褪せることはありません。
ちなみに、僕の大学の同期にこの曲を紹介した結果・・・・彼の第一志望であった某証券会社に内定をもらい、後にスーパーサイヤ人になってしまいました・・・。まぁそういう、営業の鬼みたいな、成果主義の世界に身を投じるような場合にも、めちゃくちゃ鼓舞してくれます。
就職活動に限らず、誰よりもハングリーに妥協なく突き進んでいきたいときにはぜひ聴いておきたい楽曲です。
新社会人期
<家路> | 1980年
「家路」は隠れた名曲の一つであり、僕も一番好きな曲です。
そしてこの曲は新社会人には境遇的に、ちょっと早いかもしれません・・・。
しかし、社会のはじまりで、「本当にこの道で正しかったのか」、そんな迷いや悩みを抱える時に、とても力を貸してくれる曲になっています。
僕もそうでしたが、新社会人になり、右も左も分からない状況で社会に放り投げられて、慣れないことをしているうちに、迷う時がきっと来ると思います。
「自分の今していることって、なんのためになるのかな?」
「俺ってこんなことがしたかったんだっけ?」
もちろん、悩みの種は人それぞれですが、なぜ僕らは進むのか、なぜ僕らは夢を追い求めるのか、
そんな葛藤の中、自分にとっての人生の家路(仕事や家族など)を探して、頑張っていこうと思える歌詞です。
また、静かなメロディで曲が始まり、徐々にスケールを広げいていく壮大な曲展開が、人生の奥深さを彷彿とさせ、厳しくも夢や希望に溢れたこれからの人生を前向きな感情と共にイメージさせてくれます。
長距離バスや、新幹線などの長距離列車に揺られながら聴くのをお勧めします!
社会人3年~5年期
<J.Boy> | 1986
「J.Boy」言わずと知れた働く日本男児に向けた応援ソングです。
社会人として、仕事にも少し慣れてきて、独り立ちをし、そこそこ成果を出してくるタイミング、がむしゃらに目の前の仕事をこなすために駆け抜ける時期がこの曲の聴き時です。
忙しさに我を失い、くじけそうになった時、曲頭から始まるアップテンポのメロディによって掻き立てられたモチベーションは、そのままテッペンまで働く力を授けてくれます。そんな力を秘めているのが、この曲、「J.Boy」です。
とはいえ、そんながむしゃらな仕事への熱意に反して、いつしか、自分は何も持っていないんじゃないかという空虚さ、不安や猜疑心に苛まれることもあります。そんな風に、仕事に夢中になることで自分を誤魔化していることに気づき、働き方自体に疑問を持ち始めるような時期もやがて訪れます。
そんな社畜でありながらも、自問自答しているような、今まさに社会勉強のような時間を過ごしている方であれば、まさにピッタリの曲です。
「J.Boy」を聴いて、日常を打ち砕き、パワフルに生きてみてはいかがでしょうか?
平和を想うとき
<僕と彼女と週末に> | 1982年
平和を想うときは、誰しも一度はやってくる時間だと思います。
仕事がうまくいっているとき、結婚しようと思えるような彼女ができたとき・・・・
そういった失い難い、愛おしい時間を手にした時に、人は皆、何かを失うことを恐れるものです。
そんな時、僕らはこの平和な国に生まれたことを感謝せずにはいられません。
そんな、平和への想い、どんなことがあっても、誰かを守りたい、そんな力強さと優しさを秘めた、壮大な楽曲が、
「僕と彼女と週末に」です。
この曲は、後述する子供が生まれた時や、結婚した時にも適しているかもしれません。しかし、そういった人生の節目だけではなく、日常の中にふと訪れる、失い難き時間を貴重に、そして大切に思えてくる、そんな時全般に聴いてほしい曲なのです。
ちなみに、「この僕と彼女と週末に」は先のマイホームタウン同様に、Bank Bandもカバーをしています。
正に世代を超えて語り継がれるべき、平和を祈った名曲といえるでしょう。必聴ですよ!
失恋期
<PAIN> | 1984年
読んで字のごとく、この曲は心の痛みがテーマとなっています。
浜田省吾さんの楽曲の中で失恋ソングといえば、「片想い」が有名ですが、僕の中で失恋と言えばまずはこの曲だと断言します。
一つの大きな恋に幕を下ろした時、すぐさま別の恋に移るのもよし、自暴自棄になるのもよし、とにかく泣くのも良し。
どんな人であれ、心が動くほどに恋をしたときに残るものが、失恋後の心の痛みであり、それ自体がその恋の真剣さの証拠でもあります。
その痛みは決して、胸を締め付けるような類のものに限らず、あれほどまでにひたむきだった自分を恥じてしまうような羞恥心にも似た痛み等、様々なものがあると思います。
しかし、どんな痛みであれ、この痛みは一生忘れられないだろう・・・と思うようなことであっても、
不思議なことに、人はみなその痛みを忘れていきます。
そんな、もう立ち直れない、と思えるような様々な痛みをじわりじわりと和らげてくれるのが、「PAIN」です。
心の痛みをちょっとだけ癒し、忘れさせてほしいときは、ぜひ聴いてみてください。
遠距離恋愛期
<愛という名のもとに> | 1981年
同名のドラマの主題歌であったようですが、僕の世代ではないので、ドラマとは全く異なる視点での評価になります。
自慢ではないですが、僕は高校時代から付き合っていた彼女と、大学進学後は2年近く、茨城と京都の遠距離恋愛をしていました。
そんな若気の至りのような恋を終えてからも、今の妻と出会い、結婚するまでは、茨城と沖縄の遠距離恋愛をして絆を深めました。
このように、比較的多くの遠距離恋愛経験者として、おすすめしたいのでが、「愛という名のもとに」です。
遠距離恋愛ソングあるあるとしては、「同じ星のもとでつながってる」とか、「離れた時間が愛を育む」、「今すぐ飛んでいきたい」的なものが大半です。
しかし、そこは浜田省吾。そんな稚拙な遠距離ソングではありません。※というより遠距離を題材にはしていないんでしょうね;;
とはいえ、遠距離恋愛って、会えない時間の寂しさも然ることながら、たまに会えた時の至極の時から、別れの時に訪れる、寂しさの高低差が一番つらいものです。
この「愛という名のもとに」は、そんな別れ時の寂しさの高低差に最も響く楽曲といえます。
遠く離れた場所から会いに来てくれた彼女を、駅や空港で見送った後、一人でベンチなどで聴いてみてください。
はい、すぐに次の便で追いかけることになっちゃいますよ?
結婚期
<もうひとつの土曜日> | 1986年
もうひとつ土曜日は、結婚ソングの定番といえる名曲ですね。
もう言葉は必要ありません。これがいわゆる至極のバラードってやつですね。
決して順風満帆な恋愛とは言えませんが、愛しい人の失恋や自分とは異なる矛先に向けられた恋心をどう受け止めるか、
愛しい故に、傷ついて欲しくはないけれども、どうか自分のところに来てもらえないだろうか、そんな複雑な恋心を謳った曲です。
一昔前であれば、カラオケなんかでこの曲を歌ったら、お相手の女性はメロメロだったんでしょうが、今や「?」でしょうね。
勿論、EXILEとか三代目なんかでコロッと落とせてしまうようなクソビッチには刺さらないでしょう。
しかし、現代に生きる大和撫子で、もうひとつの土曜日に感動をするような女性であれば、一生愛し抜くことを心に誓っちゃっても差し支えないかと思います!!
というのも、この影や裏手の立場の気持ちの分かる、女性や男性であれば、あなたを幸せにしてくれることは間違いないでしょう。
つまり、この曲の良さを理解できるということは、人の痛みや葛藤を理解できる心の持ち主だということです。
まぁ、とにかく一世一代のプロポーズ、王道の曲ではなく、こういった少し男性が女性を強く、儚く求めるような曲も、おススメです。
<君と歩いた道> | 2006年
結婚の時に聴きたい曲の2曲目が、「君と歩いた道」です。
直接的には結婚の歌ではありませんが、これまでお付き合いした方々や、遠い昔、学生だった頃の大切な思い出のようなものが、当時の情景と共に思い浮かばれるような楽曲になっています。
結婚は大きな人生の節目。そんな新しいステージを行く前に、自分のこれまでに歩んできた道のりを、ゆっくりと振り返ってみてはいかがでしょうか?
決してマリッジブルーになるわけでもなく、穏やかにゆっくりと自分の人生を、大人になった自分の立場から見に戻るような気分にさせてくれます。
イントロから流れるゆっくりとした、優しいメロディは、故郷の田園風景や、自転車の後ろに乗せた学生時代の彼女の面影や感触と共に、あの頃の未熟で身勝手な自分を連れてきてくれて、今の自分の自信にもつながげることもできるでしょう。
結婚を機に新たな門出を迎えるあなたに、これまでの出来事を次の一歩に変えるべく、聴いてもらいたい曲です。
子供誕生期
<I am a father> | 2005年
「I am a father」という曲名からも分かるように、働く父と子供(おそらく息子が中心では?)の歌です。
毎日を必死に、愛する家族のために働いているお父さんであれば、胸を打たれて・熱くすること間違いなしの曲です。
「額が床に付くくらい、頭を下げ、毎日働いてる」という冒頭の歌詞で、胸が熱くなってしまうお父さんも多いはず。
この曲は、歌詞やメロディも素晴らしいのですが、PVも感動的な作品です。
以前より交流が深いと言われている、時任三郎さんが主演の、単身赴任のお父さんを訪れる、幼き息子兄弟との物語で展開される映像が、曲の内容と相まって、より熱く、父という責任と喜びを感じさせてくれるものになっています。
この曲は、決して自分自身が父親でなくても、子どもという立場で聴いてみても心が揺さぶられます。大きかった父の背中を思い浮かべながら、自分も愛されて、父の頑張りの元に成長したのだなぁと思いながら聴いてみるのもおすすめです。
誰しもが抱いていた、父の存在の大きさと憧れ、そんな気持ちを思い出させてくれる側面もありますので、僕はこの曲を、親しい間柄の新米パパには絶対送っています!
結婚後期
<星の指輪> | 1994年
結婚というものは、その年月が長くなればなるほどに、当たり前のものになっていき、恋人同士であった時のようなときめきや、相手に恋する気持ちというものが薄れていきがちです。
この「星の指輪」は、いくら年をとっても、たまには両親などに子供を預けて、恋人同士であった時のような時間を過ごそう、といった、めちゃめちゃかっこいい曲です。
また、この曲のイカす部分は、どんなに月日が流れて、二人の間に様々なことがあろうとも、「一番キレイな妻」を知っているのは自分とい言い切ってしまう、もはや活字を読むだけでゾワゾワしてしまうようなメッセージが込められているところです。
言ってみたいですね、「おまえの一番キレイなおまえを知っているのは、俺だ。」って・・・。
結婚して年月が経っても、ずっと恋人のような、二人でいよう、というメッセージも含めて、新婚さんや結婚数年目の若夫婦、結婚何十年の熟年夫婦、いずれの世代や年代を問わず、様々な夫婦には聴いておいてほしい楽曲です。
老後期
<夢のつづき> | 2015年
正直、まだまだ紹介仕切れないくらい、名曲がたくさんあります。
「こんな時に聴ける、浜田省吾ソング」っていう要望があればレコメンドするので、お気軽にTwitter等でDMください!
それでは、また。
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