「つくば」という街への郷愁

「つくば」という街への郷愁

皆さん、ご存知ですか? 茨城県つくば市。

 

つくばの街
緑と知性の街、つくば

出典元:Wikipedia

 

私はこの街に特別な思いを持っており、沖縄に移住した今でも時折思い出しては郷愁の念にかられています。

 

知る人ぞ知る、「住みたい街」つくば。今回はそんなつくばの魅力をいなだ流に解説していきます。

 

但し、いなだの紹介内容について事前にお伝えしておきます。

 

それは、つくばエキスプレスがあるので秋葉原まで45分!!とか、周辺地域へのアクセスが良い・・・といった類の情報は一切紹介しません。

 

街の魅力を利便性で語るのはいなだ流ではありません。無論、この時代、多少のアクセスが悪かろうが生きていけますし、それは決して住む街を選ぶ決定的な要因にはなり得なくなっていると感じています。

 

その街に住むこと、佇むことで得られる、取り込むことができる空気感を中心に紹介していきますので、ご興味のある方はぜひ一読ください。

 

知性香る、つくば

何といってもつくばの魅力は、街を散歩すれば、あるいは少し車を走らせれば感じ取ることができる、アカデミックな香り。これが最大の魅力です。

 

私は隣町である「土浦市」の出身ですが、つくばと土浦ではアカデミックさに雲泥の差があります。というのも街の醸し出すアカデミックさです。

 

なんていうか、土浦の空気だけ吸っている人の偏差値が30だとしたら、つくばに引っ越すだけで65くらいにはなると思います。いや、これは本当に。

 

また、土浦ではシャツのボタンは2つまで開けます、という人がつくばに引っ越すと、全締めが習慣化するくらい違います。

 

すみません、土浦市民の皆さん。でも大丈夫、いなだは土浦出身です。だからdisれるのです。

 

いわずもがな、つくばは「筑波研究学園都市」と呼ばれ、社会や地理の教科書に載ってしまうレベルのアカデミックさなわけです。勿論それは、机上の空論ではなく、数々の国を代表するのような研究機関が存在し、1km置きくらいの間隔に、様々な独立行政法人が名を連ねています。

 

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日本の研究機関が勢揃い

「つくば」と聞いてやはり思いつくものとしては、これでしょうね。それが研究機関。○○省管轄の独立行政法人、国立研究開発法人といった類のものがそれにあたります。

 

次にメジャーなものだけ列挙します。私もつくばでSIer営業をしていた時があるので、規模の大きいところであればある程度把握していますが、大小合わせても相当の数の研究所があります。

 

大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構
(KEK)

国立研究開発法人 防災科学技術研究所
(NIED)

国土交通省 国土地理院
(GSI)

国土交通省 国土技術政策総合研究所
(NILIM)

国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(筑波宇宙センター)
(JAXA)

国立研究開発法人 産業技術総合研究所
(AIST)

国立研究開発法人 理化学研究所筑波研究所
(理研)

 

やっぱ長いからなんでしょね、だいたいの研究機関にはアルファベット3~4文字の略称があります。KEKとかGSI・・・のような。

 

つくばマニアならこの辺も知っている人もいるかもしれませんね。いや、雑学の範疇ですね、これは。

 

名門「筑波大学」と落合陽一

そして、研究機関のみならず、最近ですとメディアアーティストであり同学学長補佐も務める「落合陽一」氏の影響もあり、筑波大学の名前も俄然知名度を増しているところです。

 

落合陽一さんがつくばエクスプレス(TX)に乗ってるのが想像できないのですが、実際は電車でも移動される時があるようで、もしかしたらお目にかかれるかもしれませんね。↓↓↓

いなだが絶賛社畜をしていて、TXで缶ビール飲みながら帰路についていた頃に、もしかしたら同じ電車に乗っていたと考えると少し感動です。そして自己嫌悪・・・草

 

いずれにせよ、NewsPicks大好きおっさんになってしまった私にとって、落合陽一氏は紛れもなく同世代のヒーローであり、つくばのブランドをビジネス、アカデミックの両面から持ち上げてくれている張本人です。

 

<落合陽一  著書>

 

昔から全国的に有名な国立大学でしたが、旧帝大でない筑波大のブランド力を押し上げているのは紛れもなく落合陽一氏でしょう。

 

そういう意味でも、つくばが俄然アカデミックな街としてのブランド力を上げてきているのが見て取れます。

 

民度の高い外国人が多い

また、研究機関が多いのも相まって、外国人が多い街でもあります。しかも、かなりクレバーな外国人ですね。

 

平成31年度行政区別人口表によると、人口233,868人に対して、9,315人が外国人ということですので、約4%程が外国人ということですね。恐らく実際に住んでいる人以上に、近隣市町村や千葉県や東京都から来ている職員も含めると、相当数の外国人が訪れていると思われます。

 

つくば市 国籍別外国人住民数(住民基本台帳)
出典元:統計つくば2017

 

やはり国籍別でみると、中国・韓国が多いですね。しかし、ここで言う中国人も、他の地域で言うところの中国人とは大きく種類が異なると思います、というのも民度や知性の面での違いです。

 

言わずもがな、各種研究機関や大学(筑波大学)のみならず、様々な大企業の研究所も存在し、民間企業の職員として雇用される方も多いということです。そのため、民度の高い外国人が多いのその特徴です。

 

私は隣の土浦市出身ですが、昔から(1990年代)からつくばは肌感でも外国人が多い印象が強かったのも事実です。

 

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緑多し、つくば

つくばは公園が多い

 

知性が漂う街と評しましたが、冒頭の写真を見ていただいてもお分かりの通り、つくばは非常に多くの緑に恵まれており、象徴的な並木道、遠くにそびえる筑波山、そして至る所に存在する広々した芝生の公園、こういった自然に溢れている環境も特徴です。

 

そして、緑が多いと聞くと途端に「田舎だからだろ?」という話になりがちですが、勿論、田舎であることは確かです。

 

しかし、ド田舎ではなく、生活や仕事をするには程よく、都心のような猛烈な圧迫感がなく、それでいて、おしゃれな郊外のカフェやレストランなどもある総じて民度の高い街なのです。

 

緑が多いという印象を持つ所以としては、やはりその公園の多さに起因していると思われます。私も仕事をしている際に、ランチのために外を少し歩けば、至る所に公園があったものです。

 

それもそのはず、つくば市には185か所の公園があるようです。どのくらい広いのかというと、ご親切に市役所が次のようなデータまで開示してくれています。

 

1人当たりの公園面積
つくば市営:7.96平方メートル
合計:9.18平方メートル (県営を含む)

参照元:つくば市の公園一覧

 

一人あたり、やく9平方メートルの公園ってそりゃ広くないですか?何なら、家に住むんじゃなくて、公園に住んだ方が広いんやないか!って思うくらいの待遇です。

 

 

いなだナウ
いや、公園に住んだらアカンやろ。

 

 

はい、安心してください、先述した通り民度の高いつくば市民、ルンペンを公園で見たことはありません。というより、筑波山から吹き抜ける風が強烈かつ寒すぎて、冬は外で寝たら死亡します。

 

ということで、公園の多さからも想像がつきますが、非常に子育てにも適している印象です。多くの公的研究機関があるせいか、社宅や団地も多いので、民度の高いDNAが公園で戯れますので、自ずと治安も良いのでしょうね。

 

日本のシリコンバレー、つくば

 

アカデミックで知的な雰囲気と緑豊かな広々とした公園の数々・・・なんかこういった雰囲気を感じ取ると、私にはある世界的に有名な地域を連想してしまうのです。

 

それが、シリコンバレー。

 

サンフランシスコ
シリコンバレーってサンフランシスコよね?

 

AmazonやGoogle、AppleにFacebook、世界の名だたるIT企業がそこには集まり、広大な土地に各企業が独創性の高い、自由な雰囲気を漂わせながら各々ビジネスをしている、世界一エキサイティングな街ですよね。

 

私はどことなく、つくばもここに近い印象を持っています。というのも、JAXAやKEKといった研究所も相当敷地が広いので、同じ敷地内でも車で移動しないと違う建物に行けなかったりしますし、まさに一つ一つの組織が一つの村や町を形成しているようなところがあります。

 

現に国内の製薬会社の研究センターでしたり、昔はそれこそインテルもありました。恐らくインテルもいなだと同じように、この街にシリコンバレーの面影を感じ取ったのではないかな、と勝手に推察しています。

 

兎に角・・・道も広く、緑が豊か。そして頭のキレる、スマートな人の多いこの街は、どことなくシリコンバレーを彷彿とさせるところがあるわけです。

 

いいですか、いなだは一度もシリコンバレーに行ったことはありません。ただの妄想です。

 

とはいえ、多少の根拠もあります。

 

先述した通り、つくばには多数の研究機関があり、そこには最先端のスーパーコンピューターや超高速なネットワーク基盤が当たり前のように存在します。

 

いわゆる計算機と言われるようなものですが、こういったものを必要としている施設が多数あるということは、それを導入して保守をする業者も近くにそこそこあるということです。

 

そのため、大手のメーカーやSIerなんかもつくば営業所を持っていることがあります。とまぁいずれも「つくば駅」近くの三井ビルに入ってます。

 

恐らく先の落合陽一氏効果も相まって、筑波大の学生ベンチャーや大学院発のテック系スタートアップなどがこれからどんどん増えていけば、あながち夢物語でもないのかなと、思っています。

 

宵の街、つくば

 

最後に、何かクソ真面目な街だな、つくば!!と思った方向けの内容を追記しておきます。

 

勿論、歓楽街もあります。

 

それが、天久保と研究学園です。

 

宵の街、つくば
いや、これイメージですぜ?

 

歴史あるつくばの歓楽街が天久保で、TXが開通したことにより新たなニーズが生まれ、新興の歓楽街となりつつあるのが研究学園駅近辺ですね。

 

かくいういなだも結構お世話になりました。研究学園に至っては近隣の市町村や都道府県(埼玉や千葉、東京)から来る女の子もいるので、なかなかクオリティーが高いです。

 

 

すみません、この辺は詳しく書くわけにはいかないので、ぜひご自身で遊びに行ってみてください。正直、お勧めです。

 

それでは、また。